合格体験記
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国立  明石工業高等専門学校
都市システム工学科  推薦合格

A・Yくん
(平成19年春・中学部第1期卒業生)
  中学2年の夏まで、進路や高校受験についてはあまり具体的には考えもしていませんでした。

  バスケットボール部に所属しており、部活動の疲れから普段はどうしても勉強がおろそかになってしまっていましたが、それまで特にいわゆる「塾」には行っていなくとも5科目の総合成績は学年で40〜50位ぐらいとそう悪くはなかったので、「別に俺はこのままで十分やろ。」なんて思っていました。

  少し不安のあった理系科目、特に「数学」を除いては…。

  何で数学のテストで得点が取れないのか?
塾に行けば自分の知らない効果的な勉強のやり方があるかもしれない…。
そう考えて初めて塾を探しました。

  勉強に関しては友達とつるむ必要もあまり感じなかったので、知人の通っていない塾(笑)から探してみました。
その時見つけたのが開校したばかりのこの塾でした。

  中学2年の夏休みから、今まで持っていた「塾」のイメージとはずいぶん違う、学習用のパソコンがずらっと並んだこの塾の小さな教室で勉強をはじめました。

  自分でもうすうす気づいていたとおり、成績低迷の大きな原因は初歩的な計算ミスや符号の付け間違いなどのケアレスミスの繰り返しでした。

  初めにミスをなくすため計算用のノートの余白の置き方・字の大きさから先生の指示を受け、学校では習っていない簡単な計算方法などの効率的に解くための知識も教わりました。

  基礎的なことや重要な点の説明、解らないところの質問以外は自分のペースで問題を解き、自分のペースで休憩しながら学習を進めていきました。

  全て教えてもらう受け身の授業でなく、どんどん問題を解いて解らない問題を質問する。質問しても教わる前にまずヒントを与えられて考えてみるという学習スタイルが自分には良かったのだと思います。

  2年生が終わるころには数学の成績は90点前後になり、自信が付いてきた影響なのか定期テスト前以外では主に数学と英語しか勉強していなかったにもかかわらず、5科目の総合順位でも10番台前半にくい込めるようになってきました。

  進路についても以前から興味のあった工学系の仕事への就職につながる明石高専を本気で考え始めました。

  その後、3年生の2学期には3科目の総合順位で学年1位、5科目でも4位に入りました。

  そして同級生より一足早く、2月の頭に推薦合格を手にして先生と合格祝いのにんにくラーメンを食べに行きました(笑)。

  勉強を無理に詰め込まれた覚えはありません。ただ黙々と続けていただけです。

  この塾に行き始めてから明石高専の推薦合格を手にするまで、勉強はつまらなくてしんどいものではなく、遊びのように楽しめる感覚でした。

  明石高専で学んでいることは難しいですがとても興味深く楽しいです。

  こうして自分の将来につながるやりたいことができているのは、中学時代のうちにやりたいことを見つけ、そしてそのための準備を楽しんでやってこられたからだと思います。

  中学生のみなさん!
  ほんの少し早く考え、行動を起こせばその先は随分変わってくると思います。
  工業系や電子系の仕事に興味のある方は就職の事も含めて、明石高専はお勧めですよ!

(平成21年7月)

«塾長コメント»
開校時の中学生第1号の塾生さんで、第一期目の卒業生でもあるため塾長にとっても懐かしく思い出の塾生さんです。

卒業して数年たった今でもバイト先でもらった芋焼酎を届けてくれたりするやさしい子です(笑)
入塾時は思春期真っただ中の中2にもかかわらず、勉強のことに関しては細かいことも素直にきいていたことと、周りに流されず、常に自分の意志をしっかり持っていたことが印象に残っています。

卒業後も充実した毎日を送っているようで安心しています。

これからも将来の目標に向かって勉強に、またバイトに恋に(?)全力でぶつかって下さい。
楽しみにしています!
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